2004年09月11日

キッパリ!/上大岡トメ

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新聞広告でずっと気になっていて、ようやく書店にて確認。
あら、びっくり、てっきり若い人だと思ってたんですが、同世代の方なんですね。

こういう啓蒙書?の類はどっちかというと近寄らない方なんですが(家事とか収納のハウツーものはついふらふらと買ってしまうけれど、「それができるくらいならこうはならないのよう」という結論が出がち)、なんかあのポーズは効きそうな気がして。や、なにしろ私の場合、いかにグータラ状態からやる気モードに替えるか、が本当に重要で。やる気、ないんですわ、根本的に。

で、結構いいと思う。私にとっては実用的だ。と思った。
靴はそろえるようにするとかね。早速帰って揃えました。
....でも、買ってないんだ、これが^^;
いや、いまちょっと在庫一掃セール計画中なので、この時期増やしてどうする、と。すんません。
posted by おすぞう at 22:43| 奈良 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月06日

エマ/森薫

4巻目にして、そうか、森薫はめるへんめーかーではなくて内田善美なのか〜と。
どうもね、もひとつだめだなぁと思ってたんだけれど、そう思うようになってから、面白くなりました。
(めるへんめーかー、嫌いじゃなかったっす。でもね、なんだか、うーん、なんでしょう、いつからかある種のクサみが鼻についてしまって。えーと、水玉螢之丞とかに私の中では通じるんですけれど。嫌いじゃないけど嫌いな空気。あー結局は、オタク魂?っちゅーか、外界不要って感じ?面白くても、根本的なところでメジャー指向でないと私はだめみたいです。)

んにしても、ぼっちゃま。どーすんだ。
posted by おすぞう at 22:46| 奈良 ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月12日

きむらゆういち氏

本日付の読売夕刊、「本よみうり堂」評判記(正高信男氏)を読んでびっくりした。
子供がいて、そこそこ絵本に興味のある人ならば知らぬ人はないであろうきむらゆういち(木村裕一)氏について「私の知る限り、きむらという人の絵本は保育とか図書館の専門家にすこぶる評判が悪い」と書かれているのです。
そ、そーだったのぉ?私はてっきり、そういう人たちのお墨付きの人なんだと思っていたのよ。こどもちゃれんじの監修もしているしね。
....正直に言って、私はこの記事にも載っている「あかちゃんのあそびえほん」とかはあまり趣味ではない。別にね、普通の本だと思うので、普通に接している分には特になんと言うこともないんだけど、最後に小さな文字でこう書いてあるんです。
「この絵本のしかけ全体は、作者独自の創作です。したがって類似またはこれにヒントを得たとみなされる絵本を作成することは、厳に慎んでください」
そして、実用新案登録まで!されているんです。
....あのね、だって、たとえば「はみがきあそび」。いろんな動物と男の子が、歯を磨く仕掛け絵本です。....こここ、こんなプリミティブなアイディアを、独占的に使っちゃうんですか?そんなのあり?....ええ、ワタクシはどちらかというとややその「評判が悪い」方の陣営かも知れません、こんな小さな注意書きを読んでいるくらいですから。

評判記で紹介されているのは新刊の「きむら式童話のつくり方」なんですけどね。これがまた結構カチーンと来そうな内容ですね、こっち陣営としては(笑)
カチーンと来たくて読んでしまいそうだ^^;

でも、「あらしのよるに」なんかは好みだと思ってたんですよ....読んでないんですが、教育TVで見ただけで^^;
あーでも「きむら式」で「あらしのよるにという実験」とか言う章がある〜^^;!!あ〜カチーンと来たい気持ちがむらむらと高まってきました(笑)図書館にあるかしらん。
posted by おすぞう at 22:09| 奈良 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年05月02日

新聞小説(読売)

5月になってついに渡部淳一の朝刊連載が終わった。
正直、先に終わった俵万智の夕刊連載と同時だったときにはそのあまりの品のなさにくらくらしたものだ。ここここ、こんな小説が、朝な夕なに大新聞にぃ....っ?!と、いいながらうっかり読んでしまったものであります(笑) いや、淳一先生のは下世話でも2時間ドラマ的に面白くはあったんですけれどね。男の人ってそんな簡単か?と呆れつつ。万智先生のはなぁ。前に、故ナンシー関が「性のことに関しては言っていい人と悪い人がいる」と言っていたのを思い出した。
そしてその中で一服の清涼剤であったよしもとばななの「海のふた」も終わってしまった。これは、とっても名残惜しい。
ばなな先生の著作は一応初期のものは読んではいるものの、購入はしたことがなく、格別ファンというわけでもない。
でもねぇ、やっぱり....私は前の2作品ではなく、こっちの世界の住人でありたいな、と思ったよ。真摯でありたいな、いろんなことに対して。

そして現在朝刊は宮本輝、夕刊は町田康。朝刊は好きそうだな〜と思って読んでます。夕刊は既に挫折しました。別にひどい小説というわけではないと思うんだけど....文体がだめみたいっす(苦笑)。

posted by おすぞう at 22:33| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | book | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする